ランニングをすると免疫が上がるとか、体力もつくとかいろいろ聞きますね。
この記事では、ランニングにおける免疫と体力向上について解説します。
ランニングにおける免疫と体力向上は、強度が鍵
免疫ってなんだ??
免疫ってなんでしょう? 私もわかっているようでわかっていなかったので、色々文献を調べてみました。ここでは難しいことは書きません。シンプルに要約します。
免疫とは…
・外部の敵から身体を守ってくれる防御システム
のことです。
外部の敵とは、ウイルスとか細菌のことを指します。
ではこの免疫の機能を高めるにはどうすればいいのでしょうか?
免疫を上げるには、基礎体温を上げよう
免疫力を上げるとは何でしょう? それは、毛細血管を増やして血液を体の隅々まで行き届かせ、体温を上げることです。下記に詳しく解説します。
毛細血管が体の隅々まで行き渡ると、エネルギーを蓄えた温かい血液がからだの隅々まで行き渡ります。そうすることで手足の末端まで温まり、体温が上昇します。末端冷え性の方は、運動不足により、この毛細血管が発達していないのです。一般的に、体温が1℃上がることで免疫は5~6倍になり、1℃下がることで30%~40%下がると言われています。体温ってすごい大事ですね。
基礎体温が高い人は生活習慣病になりにくいと言われています。逆に、がん細胞は35℃で最も増大するとも言われています。
ランニングは、免疫が上がる理由の一つである、毛細血管を増大させる
ゆっくりとしたペースでのジョギングは、毛細血管を増大させます。
少し息が弾む運動を長い時間していると、人間の脳は、
「こいつ、長い時間運動してやがるな。このままだと体中にエネルギーがいかなくなるから、血管を広げてやるか」
といった感じで体の毛細血管が広がります。筋トレと同じ様な原理ですね。
そうすると先程書いた通り温かい血液が全身に行き渡り、体温が上昇するという仕組みになっているわけです。
免疫も上がり、体力も向上するランニング
同じ理由から、体力も向上します。毛細血管が増えるということは、それだけ酸素の入った血液が体中に行き渡るということ。身体の中にたくさん酸素が取り込まれるわけですから、ランニングを始めるまでは駅の階段でハアハアしてたのが余裕でなんなら駆け上がっても平気! なんてなる訳です。
激しいランニング・走り過ぎは免疫を下げる可能性も!
いくらランニングが身体にいいからって、何事もやりすぎはいけません。
かなり激しいランニングや、フルマラソンのような長い距離を走ると免疫が落ちると言われています。私もフルマラソンを走った後に風邪を引いたり、体調を崩すことが何度かありました。何事もほどほどがいいんですね。
ランニングで免疫は上がる? のまとめ
・免疫とは外的から身体を守る防御システムのこと。
・免疫を上げるには体温を上げることが重要。
・毛細血管を増大させることで血液が巡り、体温が上がる
・ゆっくりとしたランニングは毛細血管を増大させ、免疫を上げると同時に
体力を向上させる
・ランニングもやりすぎは逆に免疫を下げるのでほどほどにしよう
どうでしょうか? ランニングで免疫も上がれば体力も向上することがわかって頂けたかと思います。ゆっくりしたスピードで全然OKなので、是非皆さんもランニング、ジョギングを始めてみて下さいね。
今後も皆さんの役に立つ記事を書いていきたいと思います。
今日は読んでいいただいて本当にありがとうございました!
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