
出展:ひるなかの流星公式サイト
ひるなかの流星 作品紹介・キャスト
女子中高生の「初恋のバイブル」として人気のやまもり三香による少女コミックを、永野芽郁主演で実写映画化。両親の海外転勤をきっかけに、田舎暮らしから一転し、東京で暮らすこととなった高校1年生の与謝野すずめ。すずめが生まれて初めて恋をしたのは、困った時にいつもすずめを助けてくれる担任の獅子尾だった。そんな獅子尾も、すずめの純真な姿に惹かれながらも、教師という立場から自分の気持ちに素直になれないでいた。クラスメイトの馬村は、すずめの獅子尾への思いを知りながらも、次第にすずめへ思いを募らせる。徐々にクラスになじんでいくすずめだったが、クラス一の美女・ゆゆかが馬村を慕う気持ちに気がついてしまい……。主人公すずめ役を永野が演じるほか、獅子尾役を三浦翔平、馬村役を白濱亜嵐、ゆゆか役を山本舞香がそれぞれ演じる。監督は「四月は君の嘘」の新城毅彦。
2017年製作/119分/G/日本
配給:東宝
映画.comより引用
ひるなかの流星 レビュー
三浦翔平演じる担任教師、獅子尾の演出が…
ちょっと今回は辛辣なレビューになりそうです… まずは獅子尾。この役が寒かった。
少女漫画原作の映画にはありがちですが、キラキラ感を出そうとして失敗した典型的な例です。
教師が生徒に恋をする葛藤なんて全くなく、あっさりと惹かれてしまう演出。これありですか??
現実的な設定にしろとは言いませんが、あまりにも簡単に好きになり過ぎ!
これは同級生の馬村にも同じことが言えますが、好きになる過程が見事にカットされている。
上映時間の都合で仕方のないことかもしれませんが、ここを飛ばされたら展開が全く腑に落ちず、そこから全て懐疑的な目線になっちゃうよ!
原作を知っている人、三浦翔平ファンやジャニーズ好きな女性には気にならないかもしれませんが、40過ぎのおじさんの目はごまかせないよ!(そもそもこの映画自体の興行収入予測に40代以上の男子は含まれていないはずなので、この辺は確信犯的な香りもしますね)
それから馬村。女性が苦手なギミックを初期設定で持っているので、壮絶な過去があるかと思いきや、ただの奥手。ここもあっという間に女性が苦手どころか一度振った相手と一緒に彼女の実家にわざわざ会いに行っているありえない展開… おいおい…
女性陣はまずまず
ちょっとディスり過ぎましたね… その代わり女性陣の役どころは良かったです。まずはすずめ。これは配役の勝利でしょう。永野芽都はのんに匹敵する透明感を持った女優になれる逸材。NHKの朝ドラ、半分青いでは脚本に煮え湯を飲まされ続けましたが、この役含め、ナチュラルな役をやらせたら現在敵なしでは?? この映画は永野さんに助けられているはず。
猫田さんとの馴れ初めはありきたりかも知れないが、上記に比べてしっかり過程が描かれているため問題なし。
女性陣との友情の方がきちんと描かれていた印象です。私はこの展開があったので、なんとか最後までみることが出来ました。
まとめ
展開に抑揚もなく、なんとなく話が進み、無難に終わる映画。
レビューを書くつもりでなければ10分持たなかったかもしれません。
そんなこんなで、今回の評価は、2点です。
女性と男性でここまで評価が分かれる映画もそうないかもしれません…
単純に私がスレただけでしょうか…
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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