映画レビュー:ぼくは明日、昨日のきみとデートする 【評価:9.5点/10】

辛口映画レビュー
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人生オールタイムベスト3にランキングしました!!

久しぶりに涙が止まらない映画でした。恋愛映画で泣くなんていつ以来でしょうか? とにかくこの映画は切ない! でも最後まで見るのを辞められません。切ない気持ちと優しい気持ちに包まれて、見終わった後は何故か妻と子供の顔が真っ先に浮かんで来ました。家族を想う気持ち、大事な人を想う気持ちを改めて想い起させてくれる、そんな映画でした。

作品紹介・キャスト

七月隆文の同名ベストセラー小説を、「ストロボ・エッジ」の福士蒼汰&「バクマン。」の小松菜奈共演で実写映画化したファンタジックラブストーリー。「僕等がいた」「アオハライド」など数々の青春ラブストーリーを手がけてきた三木孝浩監督と脚本家の吉田智子が再タッグを組み、京都の風光明媚な景色を背景に20歳の男女の甘く切ない純愛を描く。美大生の高寿は、通学電車の中で見かけた女性・愛美に一目ぼれする。勇気を出して声を掛け、会う約束を取りつけようとする高寿だったが、愛美はなぜか泣き出してしまう。意気投合した高寿と愛美は付き合うことになり、幸せな日々を過ごしはじめるが、そんなある日、高寿は愛美から信じられないような秘密を明かされる。

映画.COMより引用

レビュー

最初は全然期待をしていませんでしたが、見ているうちにどんどん引き込まれていき、最後は号泣するまでになってしまいました。

現実ではあり得ない話だとは思いますが、自分がこうだったらと重ねて見ると、一気に引き込まれました。
妻との出会いがもしこうだったらとか、自分の子供の生きている時間軸が自分と反対に向かっていたら、とかついつい考えてしまいます。

途中でこの物語のからくりが解ってからは愛美の涙の意味が良く分かったのですが、最初の方は何故愛美が泣いているかよくわかりませんでした。もう一度改めてみると、最初から全力で感情移入出来るので、是非この映画は2度見をしてみて下さい、というかこの映画を見て泣ける人は絶対もう一度みますよねw

高寿にとっての最初が愛美にとっては最後。このフレーズが痛いほど突き刺さります。愛美が見せる涙の意味を分かった瞬間に、私は涙腺が崩壊しました…

小松菜々さんは不思議な魅力を持った人ですね。大泉洋さんとの主演映画「恋は雨上がりのように」の時にも感じましたが、演技が物凄くうまいわけではないのですが。独特の雰囲気があり、妙に引き込まれます。

後は舞台の京都もよかったですね。洒落た阪急ではなく、叡山電鉄っていうのもセンスがあってよかったです。二人とも関西弁でないところが少しあれ? と思いましたがw

まとめ

ということで評価は、9.5点でした! 設定等突込みが入ることもあるかもしれませんが、見事なまでに感情移入してしまい、引き込まれました。見終わった後も切なさだけではなく、何故か幸せな気持ちになりました。エンディング曲のタイトルも、何故か「ハッピーエンド」でした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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